2011年09月22日

15の覚え方

後期の授業が始まりました。

本当は昨日からだったのですが
台風で休講になってしまったので…
まだ始まったのは1校だけなので
実際本格的に始まるのは10月からですが。


今日の授業で数字の復習中、ある女の子に
「11から20まで教科書見ないで言ってみて」
と当てたら

14までは言えたけど、なかなか15が出てこない。

そしたら隣の女の子が助け船を出したのだが

「ほら、あれだよ
 
 小学校に立ってる本を持った銅像!」

は?銅像?本持ってるやつ?


二宮金次郎

きんじろう

キンジ → キンズィ → quinze ((・д・)))


そういう発想なかったわ・・・  

Posted by カンナ at 19:27Comments(2)TrackBack(0)

2011年09月17日

ポルトガル語電子辞書登場!

今までさんざん
「ポルトガル語には電子辞書がないから紙辞書を買え!」
と言っていたのですが、

とうとう発売されました!

エクスワードXD-B7800 by CASIO
↑CASIOの製品情報・詳細ページ

コンテンツも
「現代ポルトガル語辞典」
「現代日葡辞典」
「コリンズポルトガル語辞典」
などなど、上記の2つの辞書が入ってるなら、これは買いじゃん。
もう仕事でこの重さを持ち運ぶ苦労もないって…

ところで「オープン価格っていくらだよ!?」と思い
楽天市場で検索したところ、36000円くらいからありました。
やっぱり他の言語よりちょっと高め?
需要が少ないんですものねえ。
結局学生に「電子辞書もあるよ」といったところで、
この値段だったら、紙辞書の方がリーズナブルになるのでしょうか。
持ち運びの不便ささえ取り除けば。(あと引くのが面倒でなければ)

でも私はそのうち買うつもりなので、買ったら紹介しますね^^

今回の情報はチルさんから頂きました!
どうもありがとうございます。  

Posted by カンナ at 12:02Comments(4)TrackBack(0)辞書

2011年09月15日

シネマ・ブラジル・キャラバン

知人から教えてもらいました。
『シネマ・ブラジル・キャラバン』

愛知県小牧市と群馬県太田市で開催。
小牧では9月17日~23日
太田では10月1日~14日です。

2つともブラジル人が多く住む町なので
ブラジル人に狙いを定めているのかな?
ブラジル人と日本人と一緒に見に行けるのも
いい機会ではないでしょうか。

個人的には『尻に憑かれた男』見てみたい…
(邦題のインパクトがすごいですね)

【上映スケジュール】
小牧コロナシネマワールド
太田コロナシネマワールド  

Posted by カンナ at 11:19Comments(0)TrackBack(0)イベント

2011年08月08日

アマゾン河の食物誌

ちょっと前に出た本なのですが

『アマゾン河の食物誌』醍醐麻沙夫著
集英社新書 2005年
定価:680円+税

アマゾン河沿いのベレン、サンタレン、マナウス
そしてその途中の森の中での食物誌。
その土地ならではの魚や料理をエッセイの形で紹介しています。

アマゾンに行ったことある人なら、すごく懐かしく感じます。
かくいう私も、マナウスに住んでいただけに
アマゾンの料理はとても好きだったので、
「わかるわかる!」と思う話がたくさん。

ブラジル移民の取材をされていた著者なので
アマゾンに入った日本人移民の生活や食事も取り上げています。

アマゾンの食事は豪華なものはないけれど
『環境とセットになった旨さ』があります。
ブラジルは広いから、その土地ならではの料理があるけど
アマゾンの料理は本当にどの地方とも違う独特の魅力があり
一度食べると病みつき。

私の大好きなアマゾン料理No.1はタカカ(Tacacá)です。

なんともいえない塩辛さと、ジャンブーのびりっとする痺れ。
病みつきです。日本で食べられないのが残念。  

Posted by カンナ at 12:55Comments(2)TrackBack(0)ブラジル関連本

2011年08月05日

前期終了!

前期の試験がやっと終わり
夏休みになりました。

今期は授業が1コマ減ったけど
その分、時間に余裕のある時間割になったので
とても働きやすかったです。

あとは珍しく金曜日寝坊せずに済んだ!

しっかり休んで
後期からの授業もきちんとできるように
がんばっていきましょう。
  

Posted by カンナ at 14:45Comments(0)TrackBack(0)nas universidades

2011年07月17日

KONBANWA SHIGA

ジェロさんに紹介してもらいました。

KONBANWA SHIGA(こんばんわ しが)

滋賀県が、県内に住んでいるブラジル人向けに作った情報提供番組。
今年の4月から放送していて、週に1度放送されています。
県内の情報と暮らし密着情報を週替わりで放送中。

びわ湖放送で放映されているようですが
YouTubeにも放送がアップしてあるので
滋賀県内にお住まいではない人も、YouTube上で見ることができます。

YouTubeはこちらから

日本語の字幕も出ているので、ヒアリングにはぴったりかも。
日本のニュースや生活についてなので
「この言葉、ポルトガル語でこういうふうにいうんだ~」
というのも分かるからオススメ。

英語、スペイン語、タガログ語、中国語での吹き替え版もあります。

キャスター(ジェロさん)の後ろに流れるブラジルの風景もいいですね~。
  

Posted by カンナ at 20:10Comments(0)TrackBack(0)bate-papo

2011年06月14日

弊害

ポルトガル語をやっていると
「え、じゃあ英語もできるんですよね?」
と聞かれることがあるが、そんなことは全くない。

英語は確かに中高で習ったが
かなりの知識が失われている…


こないだ某大学の非常勤講師室にて
ある先生がドライフルーツのマンゴーを持ってきてた。
そのパッケージには

「Sweet Mangoes」

の文字が。

それを見て、私は

「へえ、英語ではマンゴーって『Mangoe』って書くんだ」

と真剣に思った。
そしたら、英語を教えている先生が

「え?マンゴーは『Mango』ってつづりだよ」

「え?じゃあなんで『es』ついてるの?」

「え?だって『o』で終わってるから」


ええええ!!!!?????
そ、そうだったっけ?

もうポルトガル語をやっていると

「母音で終わる単語の複数形はsをつける」

という頭でいるので、
多分昔ならったんだろうけど(いや、絶対習ってる)
もうすっかりそんなことは脳の中から抜け落ちていた。
習ったことを全く思いだせない…

あ、

doesとかgoesとか…言われてみればそうだ。


英語、もう一度勉強しなきゃな…  

Posted by カンナ at 23:59Comments(2)TrackBack(0)bate-papo

2011年06月09日

『新ベーシックブラジル・ポルトガル語』

毎年6月と11月は某大学から研究補助費が出るので
ポルトガル語関連の参考書をどっさり購入。
というわけで最近出版された本を紹介。


『新ベーシックブラジル・ポルトガル語』
深沢暁、和嶋千歳エレナ共著 東洋書店
 2011年5月発行
定価:3,600円+税

私は練習問題がたっぷりのっている参考書が好きです。
そんな希望にこたえてくれる、ぴったりの本。
深沢先生の作られる本は練習問題が多いのが特徴かも。

文法は接続法未来まで説明があるので
かなりのところまで勉強できます。
最後には総合演習問題が4つついているし
自分の力試しにはもってこいです。
もちろんCDつき。

がっつり文法の練習問題やりたい人にお勧めの一冊です。

ああ、私も練習問題やってみよっと。  

Posted by カンナ at 22:21Comments(2)TrackBack(0)参考書

2011年05月28日

ウン・ドイス・トレィス

前期も始まって6週目くらい。
もうすぐ折り返し地点です。

いくつかの授業では、数字を教えていたところですが

1)um dois três~と数えていたら
 3の倍数の時だけアホになってくれた子がいました(笑)

2)「先生~いい覚え方思いついた!」
 と、いうので「どんなの?」って聞いたら

 アルプス一万尺の曲に合わせて、
 ポルトガル語の数字をあてはめて歌ってくれました。

 「でもさ、それ結局はポルトガル語で数字覚えなあかんやん」

 「…ですよね」

数字はしっかり覚えなきゃですね。

vinte e uma canetasとかvinte e duas canetasとか
1と2の女性形、こういう時は意識できるけど
duas mil pessoas
そっか、そこもduasになるんだね、と久々に気付いた。
  

Posted by カンナ at 20:14Comments(2)TrackBack(0)nas universidades

2011年04月29日

1~110

ゴールデンウィークが始まり一息。
まだ授業始って3週間なのに
すでに息切れ気味です。

2011年度前期の授業は

月曜日の1限が女の子の学生1人だけ。
完全に家庭教師です。

木曜2限も男子1人、女子2人で
その女子2人がにぎやかなので、雑談もはずむはずむ。

かと思えば、金曜2限は110人…。
語学にはありえない人数。
まあ文法の授業なので、静かに聞いてくれる分には
何とか対応できるのだけれど。
でも出席取るだけで5分くらい時間取られるのよねー。

人数多いなら、出席取らなければいいじゃん、
とも言われるのだけど
名前を呼ぶことで、なんとなく顔と名前を覚えられそうだし
去年もこの授業100人くらいいたけど
最終的にはほぼ全員顔と名前覚えたからなー。
くじけず頑張ろうと思います。

  

Posted by カンナ at 20:40Comments(1)TrackBack(0)nas universidades

2011年04月28日

ポル語ラウンジ

ポルトガル語を教えている割に
自分はそれほどしゃべるのはうまくないと思う。

そもそも高校の時の英語の先生だって
そんなにしゃべれなかった気がするけどなー

とか下辺を見ても仕方ないんですが

とにかくブラジル人と話す機会ってあまりない。

去年度までは、非常勤のブラジル人の先生が
週に一度同じ時間に授業を担当していたので
ポルトガル語を話せていたが
今年は曜日が変わってしまったので機会がなくなってしまった。

そんな折、F大の学生でブラジル人の子が
「ポルトガル語ラウンジ」を開催するというので
それに参加することにした。

F大は留学生が多いので
いろいろな外国語の「ラウンジ」を設けて、
ネイティブ学生に来てもらい
その時間はその外国語でおしゃべりしよう、という企画。
ポルトガル語ラウンジを開催している学生は
中学生の時に日本に来た日系ブラジル人。
そして普通にF大に入学したバイリンガル。
逆に私の授業を手伝ってもらいたいくらいですw
(本人も手伝ってもいい、って言ったのだが
 残念ながら授業がかぶってしまった)

そんなわけで木曜日のお昼休みは
自分がポルトガル語の勉強になっています。
ただ、次の大学の授業に行かなければいけないから
10分くらいしか話せないのが残念だけど。




  

Posted by カンナ at 21:15Comments(4)TrackBack(0)nas universidades

2011年04月25日

伯剌西爾

授業の息抜きに

■ブラジルを漢字一文字で表すとどれ?

A) 伯  B) 葡  C) 墨

と学生に問題を出したのだけど

案外C)と答える子が多かった。
なんとなくバ行っぽいしね。

C)はメキシコです。(B)はポルトガル)

まさか「ラジル」が「伯」だなんて

って思わないか。

漢字で書くと「伯剌西爾」…やっぱり読めない。

ちなみに中国語では「伯西」と書くようです。


ついでに

「ブラジルの首都は?」「ブラジルの通貨単位は?」

という問題を出したのだけど、結構首都知らない人多いのね~。

そしてたまたま就活中の学生が

「こないだ貿易関係の企業の筆記試験に、
 ブラジルの首都と通貨単位答えなさい、って問題出たんですよー
 先週このクイズ出されてたら、試験で答えられたのに~(泣)」

って言ってました。

息抜きのつもりのクイズでも、いろいろ役に立つかもねw  

Posted by カンナ at 22:53Comments(2)TrackBack(0)nas universidades

2011年04月16日

3ケタ

受講者がゼロで不開講になったクラスもあれば

某大学の某クラスでは、履修登録者が

110人!!!

教室に足を踏み入れようと入口から覗くと
あまりの込み具合に、教室の中に入るのが
かなり躊躇われる次第。
(でも入らないと授業にならない)

語学で3ケタとかありえない!!

かといって、いまさら抽選で人数制限するのも
本当に勉強したい子に申し訳ないし。

脅すなら、最初が肝心と

「授業中寝てたら、カポエイラで蹴りかますからね!」

と言ったら、逆にウケてしまった…(笑)

マイク使うのは嫌いなので、大声を張り上げる。
聞こえないのは、後ろに座る方が悪い、ってことで。

最初のうちはテンション高くいかないと
学生も興味を持ってもらえないので
なんだか中学校の英語の授業のようになってしまった。


余談。
別の大学で、去年からの持ちあがりのクラスがあるのだが
その学生と喫煙所で会った際
「先生、雰囲気変わったよね」
と言われたので
「ああ、髪の毛切ったからかなー」
と答えたら
「うーん、なんか…前よりチャラくなった」
と言われました。

お褒めの言葉と捉えていいんでしょうか。
  

Posted by カンナ at 20:59Comments(0)TrackBack(0)nas universidades

2011年04月12日

2011年度前期開始

久しぶりのカンナです。

2011年度前期の授業が今日から始まりました。

しかし今年度最初の授業がいきなりの不開講…

幸先悪いスタートです。


4限の2年生対象のクラス。
「なんでこの授業取ろうと思ったの?」
と学生に聞いたら
「学科の先輩が去年とって面白いって言ってたので」
と3人の女の子が同じ理由を言うので
「その先輩って誰?」
と聞くと
「〇〇先輩です」

その子、去年私の授業、いっつも寝てた子じゃないか…
面白いって言うなら、授業中にその態度を見せてほしかった(怒)

まあ、人に薦めてくれるような授業を
今年度も頑張ってやっていきたいと思います。  

Posted by カンナ at 23:45Comments(2)TrackBack(0)nas universidades

2011年01月30日

『はじめてのポルトガル語』

講談社現代新書の『はじめての~語』シリーズに、やっとポルトガル語登場。


『はじめてのポルトガル語』
浜岡究著 講談社現代新書
 2010年12月
定価:740円(税別)

ブラジルポルトガル語がメインとなっていますが
ポルトガルのポルトガル語との比較もかなり書かれており
どちらを勉強する人にとってもいいと思います。
ポルトガルのポルトガル語について疎い私にとっても
非常に参考になりました。

「はじめての」人向けというよりは
一度初歩文法を勉強した後の、再度の確認として
気軽に読める本かと思います。
例文を使って分かりやすく文法が紹介されているのもいいです。

なにより、新書というのが
肩肘張らずに読めるという一番の長所かも。
各章最後のコラムも興味深いので、ぜひ読んでみてください。


  

Posted by カンナ at 22:01Comments(2)TrackBack(0)参考書

2011年01月03日

FELIZ ANO NOVO!!

Feliz Ano Novo!!
Desejo que todo mundo tenha muitas felicidades em 2011face05

さてさて2011年。
更新がめっきり遅いブログですが
今年も時間を見つけて、いろいろと紹介していきますので
暖かく見守ってくださいませ。

カンナ  

Posted by カンナ at 23:58Comments(2)TrackBack(0)bate-papo

2010年11月17日

日本語▶ブラジル・ポルトガル語辞典

新しい和ポ辞典です♪


『日本語▶ブラジル・ポルトガル語辞典』
日向ノエミア編 三省堂
 2010年9月
定価:2800円+税

収録語数は3万3千語。
以前紹介した『現代日葡辞典』よりは語数は少ないですが
これ1冊でじゅうぶん日常会話はまかなえると思います。
持ち運びにちょうどいい大きさだし、値段もお手ごろ。
しかも用例がかなりたくさん載っているので便利!
かなりオススメです。
辞書の最後の部分には文法概要と主要動詞の活用表もあるよ。

日本語からポルトガル語への辞書って
今までなかなか出版されなかったですが
最近ちょこちょこ増えてきたので嬉しいですね。
  続きを読む

Posted by カンナ at 21:00Comments(9)TrackBack(0)辞書

2010年11月14日

岡村淳さん作品上映会

11月27日に、ブラジルサンパウロ在住の記録映像作家 岡村淳さんの上映会開催!
朝早い時間ですが、興味のある方は是非ご来場ください。
当日はご本人も会場に来られます!!

もしこの記事を見て参加したいな、と思った方は
コメントに書き込んでいただけると助かります。
よろしくお願いします。

「ブラジルに渡ったドキュメンタリー屋さん 岡村淳のオフレコ日記」
 http://www.100nen.com.br/ja/okajun/

【岡村淳さん作品上映会】

■日時:2010年11月27日(土)9:30開場

■場所:名古屋市青少年文化センター8F ビデオルーム
   (栄のナディアパーク内)
 http://www.h6.dion.ne.jp/~artopia/koutsuu/index.html

タイムスケジュール
9:30  開場
9:40  『明瑞発掘・奥吉野編』
10:00 『あもーるあもれいら第二部』

*入場料はカンパ制になっております。

【岡村淳さんプロフィール】(mixi「岡村講」コミュより)
岡村 淳(おかむら じゅん)

在ブラジルの記録映像作家。
小型ビデオカメラを用いて、撮影から編集までをひとりで行なう。
主なテーマは中南米の日本人移民と、ブラジルの社会・環境問題。
作品の公開は、作者立会いの上映会を前提としている。

1958年、東京都目黒区出身。
早稲田大学第一文学部卒業。
日本各地の考古遺跡発掘、山村の民俗調査、台湾の少数民族訪問などを通して、現代日本に残る縄文文化的要素を探る。

1982年、日本映像記録センター入社。
日本のテレビドキュメンタリーの祖・牛山純一代表にドキュメンタリー作りを叩き込まれる。
処女作は「すばらしい世界旅行」『ナメクジの空中サーカス 廃屋に潜む大群』(1983年放送)。
1983年より継続して南米取材を行なう。
『大アマゾンの浮気女 最後の裸族地帯』等で、アマゾンのインディオ、大逆流ポロロッカ、吸血コウモリなどをお茶の間に紹介。

1987年、フリーとなり、ドキュメンタリー移民としてブラジルに移住。
日本の民放各局のドキュメンタリー番組のディレクターを担当。
1991年、小型ビデオカメラによる単身取材に開眼。
朝日ニュースター、東京MXテレビ、NHKなどで作品を発表。

1997年より自主制作を開始。
「郷愁は夢のなかで」(1998年)から「アマゾンの読経」(2004年)にいたるブラジル無縁仏3部作、「橋本梧郎南米博物誌」シリーズ、「赤い大地の仲間たち フマニタス25年の歩み」(2002年)「KOJO ある考古学者の死と生」(2006年)などがある。
最新作はブラジル南部パラナ州奥地の小さな町・アモレイラの貧しい家庭の子どもたちのための託児所を1年間かけて取材した「あもーる・あもれいら 第一部」がある。

【あもーる あもれいら・第2部 勝つ子 負ける子】(「岡村淳のオフレコ日記」HPより)

2008年12月・第1版完成
上映時間:1時間45分
製作・構成・撮影・編集・報告:岡村淳

ブラジルの奥地の貧しい家庭の子供たちの保育園を1年間にわたって記録したシリーズ、3部作の第2作。
ブラジルの南、パラナ州にある田舎町・アモレイラは周囲を一面のサトウキビ畑に囲まれている。
サトウキビは日本など先進国のバイオ燃料の原料となる。
アモレイラの町の保育園に、日本から派遣されたカトリックのシスターたちが保育士として奔走している。
子供たちの家庭の3分の2は母子家庭であり、貧困から来るさまざまな問題が渦巻いている。
失業、麻薬・アルコール依存、売春、暴力、病気等々。
一見、元気はつらつに見える子供たちも、それぞれが大きなトラウマを抱えていた。
保育園に目つきが厳しく、激しい暴力を振るう少年がやってきた。
この少年は肉親はなく、町の孤児院から通い、腕力で自分の場を築こうとしていた。
少年はさっそくお仕置きをくらうが・・・

栄養失調の幼児へのいじめ、子供の行方不明など問題が相次ぐなかで、「あの日」からの60年目を迎えた。
アモレイラの最年長の宇田シスターは女学生時代、長崎で原子爆弾に遭いながら一命を取り留めていた。
老齢を迎え、修道院にこもる宇田シスターに、ふたたび日本語を教えて欲しいという町の教え子の依頼がくる。

そして、年に1度のお話し大会が始まる。
園長の堂園シスターの狙いは「子供たちが負けることを学ぶこと」。
大会の後も勝ち組・負け組の子供たちの激しい応酬が続く。



  

Posted by カンナ at 23:27Comments(3)TrackBack(0)イベント

2010年11月03日

『ハゲとビキニとサンバの国』

11月になりました。
ブラジル大統領選も終わりましたね。
初の女性大統領。
どうなるか期待です。

ところで、こないだ書店で
ついタイトルに惹かれて購入。


『ハゲとビキニとサンバの国 ブラジル邪推紀行』
井上章一著 新潮新書
 680円(税別)

なんじゃ?このタイトル?と思い
つい手にとってみたのですが…

リオ州立大で日本研究のプロジェクトに参加するため
何度かリオデジャネイロに訪れた際に
ブラジルの社会やブラジル人に対して思ったことや感じたことから
日本及び日本人を考察する、という内容です。
あくまでもブラジルの専門家ではないので
「オイオイ」って思うような記述もあるんですが
そこが逆に面白いというか。

ブラジルでは、本当にハゲの男性が愛されているのか?
そこから、なぜ日本人はハゲていることに引け目を感じるのか、とか
ブラジル人の、女性美をお尻でとらえているところはなぜか、
そして日本人はなぜ女性のうなじに美を感じるのか、とか。

著者ならではの視点というか文章の書き方に
非常に惹き付けられました^^
さらりと読める本なので、ぜひご一読を。

それにしても、タイトルの付け方って重要なんですね。
思わず、「えっ?」って思っちゃうんですもん。
  

Posted by カンナ at 19:09Comments(4)TrackBack(0)ブラジル関連本

2010年10月17日

絵本あなどれじ

私の教えている授業の中には

「ポルトガル語上級」

と一応銘打たれているものがある。
決して世の中の想像する「上級」ではないのだが…

だいたい一通り文法も教えたことだし
とりあえず何か読み物でも読んでみるかと
家にあるポル語の本を探していたところ


子供の時に親に買ってもらった絵本を発見。
『Os Sete Cabritinhos e o Lobo』(7匹の子ヤギと狼)

「あ、こういうのならあらすじも分かるし、いいじゃん?」
と、あまり中身をよく見ないまま、
大学に持っていってコピーして学生に配って
「じゃあ読んでみましょう」
といったものの、よく見たら…

文法的にみると、かなり難解。

そもそも昔話的だから、基本は全部過去形。
そのうえ、命令やら仮定文が出てくるから接続法オンパレード。
子供向けだからって、文法が簡単とは限らないのね^^;

ブラジルポルトガル語では
「目的格人称代名詞」は基本的に動詞の前に置く
って参考書に書いてあることが多いから、自分もそう教えるけど

例)狼は彼らを袋に入れました。
  O lobo os colocou num saco.

書き言葉では結構ハイフンでつなげて書くこともあるし。

例)狼は彼らを見つけました。
  O lobo achou-os.

ちなみに、一般的に「七匹の子ヤギ」って
狼が子ヤギたちを食べちゃって寝ているところに
お母さんヤギが狼を見つけて、お腹を切り開いて子供を助け
代わりに石を詰めて、湖に落として殺す、というストーリーだと思ったけど

この絵本では、狼が子ヤギを袋に詰めて、洞窟で隠れているところを
お母さんヤギに見つかり、角で追いまわされて、湖に逃げたけど
泳げなくて水をたくさん飲んでしまい、反省して終わります。

あんまり残酷じゃありませんでした^^

  

Posted by カンナ at 17:14Comments(1)TrackBack(0)nas universidades